企業が生き残るには「違い」を出す必要がある。
巷間よく言われることだし、私もそう人に喋っている。
もちろん経営者としての自分も、同業他社と比較して
どう「違い」を出していくかを日々考えている。
違いを出そうとして失敗しているケースを見てみよう。
米国の調査になるが、広報資料によく登場する単語のランキングだそうだ。
(「チャレンジャー・セールス・モデル」 マシュー・ディクソン著より)
- リーダー
- 業界随一
- ベスト
- トップ
- ユニーク
- 偉大
- ソリューション
- 最大
- 革新的
- 革新者
いかにもな単語が並んでいる。
これらの言葉が多用されているということは、
これを使っても「違い」はアピールできない、ということに他ならない。
わずかな違いを
違いはほんのわずかでいい。
別に日本で唯一とか特許取得とかを求めているのではない。
極論を言えば、目の前に居る顧客が数社のうちどこから
商品・サービスを購入するかを検討していて、
その検討対象のなかで「違い」があれば、それでいい。
以前ブログにも書いたが、
「顧客はなぜ、他社ではなく我が社から買うべきなのか」
これを理解し、実行している会社は強い。
あなたの会社は、顧客からこの問いをぶつけられて即答できますか?