世間の評価

クラシック好きでなくても知ってる名曲、ビバルディの「四季」。人気が出たのは第二次世界大戦後で、それまで200年近くは「忘れ去られていた」らしい。

『四季』のビバルディ、20世紀半ばまで200年も忘れ去られていた | ナショナル ジオグラフィック日本版サイト
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/24/032100162/

同じような話は結構あって、たとえばダヴィンチの「モナリザ」も、盗難事件が発生するまでは無名の存在だった。

「素晴らしいもの」というのは、別に不変の、絶対の価値を持つわけではない。
周囲の評価が変われば、その価値は容易に変動する。

自分が誰かから評価をされている時、もちろんそれは嬉しいことなのだが、
その評価は非常に不安定なもので、ちょっとしたことで容易く逆転することを忘れないようにしている。

自分が誰かからの評価を「求めている」時、それを得られたとしても一時的なものであり、何の意味もないことを思い出すようにしている。

詰まるところ、「いい仕事をしたか」は、究極的には自分にしか判断できないのだと思う。
周囲からの評価を必要としないような確固たる「個」なり、事業モデルなりを作りたいのだが、まだまだ。

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