休みの日に何をしているの?と知人に聞かれ、
改めて考えてみたが「旅行、読書、ドライブ」というなんとも面白味のない、
結婚相談所のプロフィールに書いたとして全く注目されないような回答になってしまった。
最近は50年弱も生きたせいか、なんの趣味をやるにしても「残り時間」が気になってしまう。
あと何回できるのか、どこまで達成できるのか。
死ぬまで、ではない。その趣味を楽しむのに必要な体の機能が失われるまでに。
経営者には定年という周りから強制される引退がないので、
実際にどうかはともかく、理論上は死ぬまで仕事ができてしまう。
「定年後にゆっくり」という言い訳が通用しない。
引退したタイミングで体が十分に動くかどうかは、神のみぞ知る。
なので、やりたいことはやれるうちに。
たとえ、仕事が忙しくて旅行中の温泉宿でノートパソコンを開かなければいけないとしても。