痛みと苦しみ

村上春樹のランニングに関するエッセイか何かで知った言葉だったと思う。

Pain is inevitable. Suffering is optional.
(意訳:痛みは避けられないが、苦しみは考え方次第だ)

痛みはどうしようもない。物理的な怪我、頭痛や腰痛は、それは痛いものだ。
でも、それを「苦しい」と感じるかどうかは、自分の判断に委ねられている。

痛くて苦しいと思うこともできれば、確かに痛いけれど、苦しくないと思うことも、自由だ。

同じように、仕事が大変だとしても、それを苦しいと思うかどうかは自分と周囲の環境次第だ。
冗談でも言いながら楽しく働くことができれば、側から見れば大変な仕事も何とかこなせるだろう。
たとえそれが、残業や休日出勤などの「痛み」を伴うとしても。

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