自信の正体

絶対に失敗しないと言いきれることが、自信ではない。  
やれることは全部やったと言いきれることが、自信である。
「悲観する力」 森博嗣著

私はいろんなことに自信がない人間なので、
自信たっぷりな人をうらやましく思っていた。
ああいう人がリーダーになるのだろう、自分には向いていないとずっとそう考えていた。

いま、いろいろあって経営者をやっているけれど、自分が向いているとは思っていない。
自信たっぷりに見えるとしたらそれは虚勢であって、いつも不安を抱えて働いている。

不安だから、いろんなことを想定して対策を練る。
事前にデータを揃え、分析し、いくつかの仮説を立て、
マインドマップやらなにやらの思考支援ツールを使ってじっくり考える。

そうこうしているうちに、冒頭の引用にあるような「やれることは全部やった」と言い切れることが増えてきた。
そんなときは、自信というか、「lここまでやってダメなら仕方がない。きっと同業者でもここまでやってる人は居ない」と、
晴れやかな気持ちで仕事に臨めるようになった。そこに不安はない。

性格の問題か、自信たっぷりな人間には今後もなれそうにないけれど、
事前に充分な準備をすることで、自信のようなものを身につけることはできそうだ。

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