事業をやる以上、誰かに嫌われることは避けられない。
競合各社はあなたが上手くいっているのを見れば忌々しく思うだろう。
仕事のやり方によっては、不快に思うクライアントもいるかもしれない。
ある人に聞けば絶賛され、またある人からは蛇蝎のように嫌われる。
誰からも褒められる人が居たら、批判の声を権力で抑えているのではないか?といぶかしんでしまう。
どんな偉人でも、伝説の経営者でも、
嫌われることはあるだろう。むしろその個性の強さ故に、
一般の人よりも激しく嫌われることがあるのではないか。
全ての人を喜ばせることはできない
サミー・デイビス・ジュニアというアメリカのエンターティナーが、
「成功の意味」についてきかれたとき、彼はこういったそうだ。
何が成功かはわからない。けれども失敗が何かは知っている。
失敗とは、すべての人を喜ばせようとすることだ。
自社のサービスを酷評されたとき、自身についてひどいことを言われたとき、
この言葉を思い出すようにしている。
全員を満足させることはできない。
目の前で批判している彼は、私が満足させることのできる誰かではなかったのだ、と。
ならば気持ちを切り替えて、私が満足させることのできる誰かを探そう。