花を愛でる余裕(精神的にキツイかどうかの判断基準)

事務所は4階建てのビルの4階にある。エレベータがないため、荷物の多いクライアントにはご迷惑をおかけしている。特にキャリーケースなどは大変そうだ、申し訳ない。
階段を上がると屋上がある。屋上には庭園があり、この時期、ミモザが満開だ。

株式会社であり、従業員もいるもののまだまだ零細企業。仕事が立て込んできた時の労働時間の長さは個人事業主時代とちっとも変わらない。
もし自分が倒れたり、うつ病になり仕事が手に付かなくなったりしたら会社は倒産し、従業員やパートナー、クライアントに多大なるご迷惑をおかけしてしまう。

精神状態の自己判断

自分がいま、精神的にキツイかどうかの簡単な判断基準が二つある。
ひとつは、「花を愛でることができるか」、もうひとつは「音楽を楽しむことができるか」だ。
屋上に咲くミモザや、道端の花を見て「美しい」と思えなくなったとき、また、自分の好きな音楽を聴くのがおっくうになったとき、それは、自分が精神的にキツい状態にあるというサインだ。

サインに気づいたら、受注のペースを落として、無理をしないようにしている。
経営者なので、誰も私を管理してくれない。自分でやらなければいけない。

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