仕事におけるポジ・ネガ比率(ロサダライン)

ポジティブとネガティブ、職場の空気はどちらが良いだろう?

ポジティブ100%の職場は宗教のようで気持ち悪い、逆に、ネガティブ100%の職場だと出勤するだけで気が滅入る。
では、ポジティブとネガティブがそれぞれどれくらいの割り合いで存在するのが「良い職場」なのだろうか。

これには一応の正答がある。最低でも2.901:1、つまりポジティブな相互作用がネガティブなそれの約3倍ある職場が「生産的で、創造的な」職場だそうだ。この比率は、この研究を行った数学者のマルシャル・ロサダの名前を取ってロサダライン、または「3:1の法則」と呼ばれる。
つまり、職場における一つのネガティブな行動を打ち消すのに、最低でも三倍のポジティブな行動をぶつける必要があるのだ。
このラインを下回ると、チームの仕事ぶりは急速に落ち込む。

しかも、3:1というのはあくまで最低ラインで、理想は6:1だそうだ。

あなたが今日職場でしたネガティブな発言の効果は、3倍(理想を言えば6倍)のポジティブ発言でやっと中和できる。
面白いのは、ネガティブな発言をゼロにすればいいというわけではないということ。
ポジティブ100%の職場よりも、多少はネガティブが混ざっていた方が生産性が高いようだ。

「うちは社長の私がいつもガミガミ叱っており、職場はネガティブな雰囲気だが業績は良い」と主張する経営者の方。ネガティブという足かせをはめた状態でその業績を出せるのなら、ポジティブ要素を増やしていけば、更に業績が上がるかもしれませんよ?

#「一応」と留保したのは、ポジティブ・ネガティブな相互作用とは具体的に
#どんな活動を指すのかがよくわからなかったからだ。
#その定義が重要だと思うので、いつか時間が出来たら元の論文を読んでみたい。

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