自分の影響は、つい過大評価してしまう

頭の中のものを外に出す

誰だって、自分の影響力が
大きいと思いたいだろう。

ユージン・カルーソらは、
四人の共著者による
学術論文の著者たちに、
各著者の貢献度を
個別に見積もるように頼んだ。

著者たちが自分に与えた
貢献度を合計すると、
平均して140パーセントになった。

私たちは自分が行う貢献については、
自分で行うので完全に認識しているが、
他者の貢献には部分的にしか気づいていない。
ーモラル・トライブス(上) p.126より

著者は、「自分で行う貢献については完全に認識できている」
と主張するが、私はそうではないと考える。
「正確か、実態より多めに認識している」
というのが実情ではないだろうか。

他者の貢献には部分的にしか気づいていない
というのは正しいのだろう。

当たり前だが、他人のことは、自分のことに比べてわかりにくい。
他者の貢献度を読み違えることがないよう、
そして、自分の貢献度をあまりにも過大評価しすぎないよう、
しっかりとした評価軸を持ちたい。

特に中小企業診断士(経営コンサルタント)のような職業は、
クライアントの成長を自分の指導の結果だと
短絡的に判断してしまいがちだ(一般論として)。

実際はクライアントの努力なくしては
得られなかった結果であり、
コンサルはそのきっかけを与えただけ。

貢献度なんてたかが知れていると、
多少自虐的に思うこともある。

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