心を亡くす

「忙しい」というのは、「心を亡くす」と書く。
なので忙しいのはよくないことだ・・・と言われる。

戦略は戦いを略すとか、儲けるは信者とか、似たような言説はある。
単語や漢字を構成するパーツを分解して、そこから意味を拾い出す。

話としては面白いけれど、だからと言ってそれが何か役に立つは思えない。
漢字ができた昔と現代では人間の生活も全く変わっているし、そもそもこじつけにしか過ぎないようなものもある。

忙しければ心を亡くす、確かにそうかもしれない。
でも、忙しくなければ、やはり心は亡くなってしまうのではないか、それも、忙しい時よりももっとひどい形で。

言葉遊びを続けるのならば、亡くす心、と書いて、忘れる、とも言える。
他の物事を忘れて取り組める仕事があるとしたら、それはきっといいことだ。そんな仕事なら、心が亡くなることも、ない。

関連記事

  1. 人生はマラソンではない

  2. 多忙なビジネスマン

    それを仕事と呼ぶのは単なる慣例に過ぎない

  3. 中小企業にはR&Dが足りない

  4. 偶然を味方につける

  5. 感情は忘れない

  6. 自分一人のせいではない、すべてではない、ずっとではない

最近の記事

  1. 新年、鶴、富士山
  2. 正義、校正、法律
  3. 新年、鶴、富士山

カテゴリー

読書記録(ブクログ)