過ちから学べる。しかし、過ちを犯さないに越したことはない。
辛いし、種類によっては全てを失うこともある。
幸いにして、たいていのことは過去の誰かがすでに行ってしまっている。
過ちもそうで、具体的な記録を残してくれている人もいる。
他人の過ちから学べ。自分で全ての過ちを経験する時間はない
「ビジネスマンの父より息子への30通の手紙」キングスレイ・ウォード
私も、自分の過ちだけでなく、他人(ここでは同業者)の過ちから学んできたと思う。
- 「儲かってしょうがない」と聞いてもないのに自慢を続ける不安そうな目をした人
- アイデアを盗まれるから、と、誰にも相談せずアイデアを腐らせる人
- 自分が上位にいないとすぐに不満になる人
- SNSで大層なことを吠えるが何ら実行に移さない人
- 師匠の言うことを無批判に信じて、上納金を出し続けるだけの人
- 安定した受注に依存し、顧客を増やすのを怠った人
- 占いや宗教、陰謀論などの単純な解から抜け出せなくなった人
- 18歳の時に頭が良かったことをいつまでも自慢し続ける人
- 自己顕示欲と承認欲求に実力が追いついていない人
周囲を見渡せば、過ちは、いくらだってショーケースに陳列されている。
何が「過ち」なのかは、個人の価値観にもよるだろう。
自分が成功だと思えば、それは成功なのかもしれない。
基準点は好きに動かせる。自分の人生を肯定できる方向に。