俳優の高倉健がこう言ったそうだ。(孫引きなので出典は不明)
「いい風に吹かれたいですよ。
きつい風にばかり吹かれていると、人に優しくなれないんです。
待っていてもいい風は来ません。
旅をしないと」
待っていてもいい風はこない、だから、旅をする必要がある。
ここでいう「風」や「旅」は一種の象徴なのだろう。
風というのは、機会や脅威。向かい風もあれば、逆風もある。そよ風もあれば強風も。
旅というのは、行動をしてみること。
動かずに文句ばかり言っていても、きつい風は吹き続けるだけだ。
いい風の吹く場所を探して、旅をしないと、何も変わらない。
旅の結果たどり着いた先の風がもっときついことだってあるだろう。
その時は、また別の場所を目指して旅を続ければ良い。
腰が重くなり、旅をしなくなったら、経営者はもうそこで終わりだ。
その時、経営者から管理者・保守者へ変わるのだと思う。