弘法も筆を選ぶ

どうやら、弘法(空海)は筆を選ぶことを推奨していたようだ。

良工は先ず其の刀を利くし、
能書は必ず好筆を用う。

空海「遍照発揮性霊集」

「弘法は筆を選ばず」というのは、本人ではなく周囲の人がそう言っていたのだろうか。
周囲の人はきっと、「好筆」を使っているかどうかすら、わからなかったのかもしれない。

関連記事

  1. みずからに充足する

  2. 旦那のように

  3. 「思いやり」の押し付け

  4. 自分の行動の中に

  5. 社会に貢献できている

  6. アジャストメント

最近の記事

  1. 病気、風邪、寝込む
  2. 2024.07.16

    今はもうない

読書記録(ブクログ)