本屋になりたかった

子供の頃、将来は本屋になりたいと思っていた。
一日中本が読めるなんて素晴らしい仕事だと。
まあ、現実はそんなものではないだろうが。

開店意欲減退で書店数減に拍車 大手取次の取引書店推移で開店数減少顕著に
https://book-link.jp/media/archives/8532

今は、ならなくてよかったと思っている。
縮小していく市場で商売をする難易度は半端ではなく、きっと私はうまくやれないだろう。

かくいう自分も、今はアマゾンで本を買うことが多い。理由は便利だからだ。電子書籍の購入も増えた。
本屋の空間が持つ魅力、偶然がもたらす素晴らしい本との出会い。それは否定しない。
ただ、ネット書店の便利さを凌駕するほどの魅力ではなかった、ということなんだと思う。

それでもまだ、小さい本屋の店主になりたいという思いは残っている。
老人になったら、儲け度外視でやってみようか。店番中にポックリ死ねれば、なお良い。

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