本屋になりたかった

子供の頃、将来は本屋になりたいと思っていた。
一日中本が読めるなんて素晴らしい仕事だと。
まあ、現実はそんなものではないだろうが。

開店意欲減退で書店数減に拍車 大手取次の取引書店推移で開店数減少顕著に
https://book-link.jp/media/archives/8532

今は、ならなくてよかったと思っている。
縮小していく市場で商売をする難易度は半端ではなく、きっと私はうまくやれないだろう。

かくいう自分も、今はアマゾンで本を買うことが多い。理由は便利だからだ。電子書籍の購入も増えた。
本屋の空間が持つ魅力、偶然がもたらす素晴らしい本との出会い。それは否定しない。
ただ、ネット書店の便利さを凌駕するほどの魅力ではなかった、ということなんだと思う。

それでもまだ、小さい本屋の店主になりたいという思いは残っている。
老人になったら、儲け度外視でやってみようか。店番中にポックリ死ねれば、なお良い。

関連記事

  1. 定額読み放題サービスで考える経営コンサルタントの将来

  2. 「一冊の本は、延期された自殺だ」〜2022年読書まとめ

  3. 旅行案内書を読んでおく〜2021年読書まとめ

  4. 良本の要約が読める雑誌「トップポイント」

  5. 本棚

    知識への投資は最大の利息を生む(2020年読書まとめ)

  6. 疑問を解決する、壊す

    経験と常識を再構成するための勉強を

最近の記事

  1. 病気、風邪、寝込む
  2. 2024.07.16

    今はもうない

読書記録(ブクログ)