長崎行き

別れ、さようなら、霊体、天国

伯父の葬儀に参列するために長崎へ。
早朝、路面電車に乗り眼鏡橋周辺を撮影した。

(オリンパス OM-D E-M1mark2 / m.zuiko 25mm F1.2 PRO)

伯父には世話になった。
子どもの頃は夏休みになるたびに
長崎の伯父の家に遊びに行っていた。

近くに本屋があるし、美味しい抹茶シャーベットの店がある。
それだけで天国だった。
商店街まで山を三つ越えなければならない、田舎の自宅とは大違いだ。

本屋が遠くて自力では行けない、そんな自宅には帰りたくない自分は、
帰りの船の発着時刻近くになると風呂場に隠れたり、
わざと外出して迷子になったふりをしたりしていた。
#最大で3日間延泊したそうだ。
#われながら、小賢しい子どもだったと思う。

伯父は自営業で、時計店を営んでいた。
技術を持ち、好きなことをやってお金を稼ぎ、
社交的で顔も広く、人生を楽しんでいるように思えた。
自分は内向的な性格なので、そういう伯父をうらやましくも思った。

ちょっと前、入院した伯父を見舞う機会があった。
近況を話したあと、伯父に
「自営業で、自分の腕で稼ぎ、お金を使って。人生楽しかったでしょう?悔いはないでしょう。」と聞いた。

伯父の子どもたちは皆勤め人なので、
仕事に対する感覚が自営業とはちょっと違うだろう。
なので、同じ自営業である甥の私がそれを聞くべきだと思ったのだ。
たとえ、少し失礼な物言いだったとしても。

即座に「おう、楽しかった」と応えた伯父は、
きっと自分の人生に満足して死んでいったのだと思う。

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