SOFT分析?開発初期におけるSWOT分析の姿

SWOT分析

経営分析の有名な手法として「SWOT分析」があります。

SWOT分析 – Wikipedia

SWOT分析(-ぶんせき、SWOT analysis)とは、目標を達成するために意思決定を必要としている組織や個人のプロジェクトやベンチャービジネスなどにおいて、外部環境や内部環境を強み (Strengths)、弱み (Weaknesses)、機会 (Opportunities)、脅威 (Threats) の4つのカテゴリーで要因分析し、事業環境変化に対応した経営資源の最適活用を図る経営戦略策定方法の一つである
– wikipediaより-

他の分析手法に比べても検討が容易であることから、実際にコンサルティングの場面で使われることも多いです。
#本当の意味でSWOT分析を使いこなすにはいくつかの注意点があるのですが・・それはまた別の投稿で。

私が中小企業診断士の勉強を始めた12年以上前から存在していたSWOT分析。
考案された初期は「SOFT(ソフト)分析」と呼称されていたのを知っている方はよほどのフレームワークマニアでしょう。

SOFT分析とは

SWOT分析(の、前身であるSOFT分析)を考案したのは米国人のアルバート・ハンフリーです。
シンクタンクに勤める彼は、1,100以上の企業で5,000人以上の幹部にインタビューを行い、経営計画が失敗に終わる理由を分析、そこから生まれたのがSOFT分析です。

SOFT分析の”O”(機会)と”T”(脅威)は、SWOT分析と変わりません。
Sは、Strength(強み)ではなく、Satisfactory(満足)です。
また”W”(Weakness,弱み)の項目は存在せず、代わりに”F”(Fault,現状で好ましくない)が入っています。

経営分析の場面で使われるなかで、いつしかSOFT分析は項目が一部差し替えられ、現在のSWOT分析として定着したようです。

中小企業診断士なら、また、企業経営者や経営企画部の人間であれば何気なく使っているSWOT分析ですが、それが考案された経緯や初期の姿からの変遷を調べると、SWOT分析の使い方についてより深い理解ができます。

「強み」というと、自己主張の苦手な方は記入を躊躇しがちです。しかし、「満足していること」であればたくさん書けるのではないでしょうか?「弱み」は書けなくても、「好ましくない」項目なら同様に書けるのでは?

SWOT分析を経営者や従業員にやってもらっても、空欄だったり内容が薄かったりするのであれば、いっそ先祖返りしてSOFT分析を使ってみる・・という手段もありかもしれませんね。


SOFT分析の存在は、下記の書籍「経営学大図鑑」で知りました。

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