悩みを書き出して気分をすっきりさせるためのフレームワーク

以前の記事でも書いたが、悩みを解消するためには、「人に話を聴いてもらう」よりも「紙に書いてみる」ことが効果的である。

悩んだら、人に聞いてもらうよりまずは書く

とはいえ、いきなり「書け」と言われても何から書いてよいのかわからないと思う。
ここでは、考えるきっかけとなるような枠組み(フレームワーク)をいくつか紹介する。

  1. 5W2H
    誰が(Who)、いつ(When)、どこで(Where)、何を(What)、なぜ(Who)、どのように(How)、いくらで(How Much)の略。現在置かれている状況(相手、場所、時間、内容など)を明確に整理するために有効。
  2. わたし、相手、環境
    人間関係の悩みを分析する際に使う。原因は私の性格や行動にあるのか、それとも相手(上司や取引先)の性格や行動にあるのか、それとも、両者が置かれている環境に原因があるのか?を考える。原因は環境にあることがほとんどであり、環境を変えれば解決することも多い。
  3. メタ視点
    自分の置かれている状況がよくわからないときに。自分や周りの環境を、上空から「神さまのような視点」で見下ろしてみる。悩んでいる自分を客観的に見つめてみると、実はたいしたことではなかったということに気付くだろう。
  4. なぜを繰り返して原因を突き止める
    いま自分が悩んでいることの原因は何だろうか?をとことんまで突き詰める。よく「なぜを5回繰り返せ」というが、個人的には3回くらいで充分だと思う。
  5. ABC理論で考える
    心理学における論理療法で用いられる手法。A(Activating Event):出来事、B(Belief):信念、固定観念、C(Consequence):結果を書き出す。出来事(A)があって、結果(C)があるのではなく、間にある信念、固定観念(B)が間違っているとする考え方である。自分が不合理な信念(例:男はこうあるべきだ、30歳にもなって貯金がないのはダメ人間だ)を持っていることを自覚し、新しい信念(B)を考えれば、結果(C)も変わってくる。

まとめ

夜の居酒屋では、今日も悩み相談が繰り広げられている。
話を聞いてもらえばすっきりしたような気がするが、悩みの原因となった出来事は何も解決しない。

聞いてもらうだけでなく、何らかの解決方法を示唆してもらったとしても、自分の話がどこまで伝わったか、相手が私の状況をどこまで理解してくれているか、相手に正しい解決策を提示できるだけの知識と経験があるのかもよくわからない。

近くの人に声をかける前に、一度パソコンでメモ帳を立ち上げるか、ノートを開いて自分の悩みをしっかりと分析してみよう。そしたら、深酒をしなくても問題が解決するかもしれない。

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