ビジネスモデルを描いてみよう(8)〜ビジネスモデルを検証する(2)

ビジネスモデルキャンバスの検証方法その2。
その1はこちら。

作成方法については過去記事でご確認を。






経営資源は十分か?

商品・サービスを作るための経営資源は十分に持っているか。
経営資源とは「人・モノ・金・情報」のことだと思ってもらえればまず問題ない。

どんなに良い価値(商品・サービス)を思いついても、それを提供するためには
従業員や設備、資金が必要だ。形のない「情報」が重要になる事業もある。
価値を作るのに十分な人材を揃えているだろうか。
工作機械や情報システム、店舗などの設備は十分に持っているか。
人・モノが十分になければ、それを調達するための資金が必要。
十分な資金はあるか?

なければ金融機関なり投資家から調達するか、外部の企業や個人と連携しなければならない。

本当に重要な活動か?徹底しているか?

価値を提供するために、優先して行わなければならない活動とは何だろうか?
自社の特徴は何だろう?9つの要素のどれとどれだろうか?
その特徴を磨き上げるために重要な活動を定義し、徹底しているか?

顧客が求めていない部分を磨き上げても、それは単なる自己満足にしかならない。

自社にないものを見極め、適切なパートナーを見つけているか?

自社で準備ができない、準備に時間がかかる、
または事業に必要だけれども特徴が出せず、重要な活動ではないものは、
外部から調達した方が良い。
適切なパートナーを見つけているだろうか?

ただし、単にコストだけを見て、何でもかんでも外部調達にしてしまうのはお勧めしない。
外部のリソースに依存しすぎた事業は、容易に他社が模倣できるからだ。

収入に結びついているか?他に収入を得る手段はないか?

どんなに素晴らしいビジネスモデルも、売上が上がらなければ継続できない。
提供価値は、届け方は、関係づくりは、そして顧客は、収入に結びついているだろうか?

顧客に取って価値があるのなら、対価をいただけるはずだ。
対価が足りないのなら、その事業は自社が「価値がある」と思い込んでいるだけか、
顧客を間違っているのかもしれない。
または届け方や関係作りの方法に問題があるかだ。

不要なコストを負担していないか?

何をやるにもコストはかかる。それは仕方がないけれど、
問題は、収入を下回る、つまり利益を出せるだけのコストで抑えられているかだ。

もしコストがかかりすぎているのなら、パートナーや重要活動、経営資源の要素を確認し、
減らす、あるいは無くす要素を検討しよう。

コスト削減には限界がある。これ以上減らせないと言うのなら、収入を増やす手段を考えよう。

ビジネスモデルを磨き上げる

ビジネスモデルキャンバスは作って終わりではない。
環境の変化や自社の成長に合わせてどんどん作り変え、改善させていくものだ。
特徴がないのなら特徴を付加する。儲からないのなら儲かるよう要素を追加したり減らしたりする。

黙っていても永久に稼げるビジネスモデルは存在しない。
改善点はないかと常に探求し、変化を厭わないその姿勢が、
あなたが作ったビジネスモデルを長く継続させる秘訣だ。

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