睡眠時間を確保しよう。
寝不足による思考力低下は人間の生物学的な反応だろう。
そして、所与の前提として睡眠を必要とする以上、
運用に際してそれを忘れるほうが無能というほかにない。幼女戦記 5 Abyssus abyssum invocat / カルロ・ゼン著
適切な睡眠と休養は、補佐にあたる人間の義務と言ってよい。
精神論で百パーセントのパフォーマンスを継続し続けることは、不可能なのだ。同著
引用では「補佐にあたる人間の義務」としている。
経営者である私は、指揮官であるとともに従業員を「補佐」する役割だと思っている。
一節には、徹夜直後の脳の状態は酩酊時と同じ程度の性能しか発揮できないとのこと。
酒に酔った状態で仕事に行くような人は居ないが、徹夜明けで出勤する人はたくさんいる。
ならば、仕事にせよ遊びにせよ、睡眠時間を削ることがいかに非効率かということだ。
一時的に効率はあがるが、翌日のパフォーマンスが落ちるとしたら、長い目で見ればトータルの効率は低下している可能性がある。
とはいえ、当社がそれをできているかというと甚だ心許ない。
年に数回、従業員の睡眠時間を削るような業務量をこなす必要に迫られる。
クライアントあっての話なので業務の平準化は難しいが、ITや仕組みを駆使して
生産性を高める取り組みは絶えず行っていく。
他のコンサルティング会社と比較すれば、
それら生産性向上の取り組みは進んでいるとは思うのだけれど。
まだまだやるべきことはいっぱいあるのだろうな。