そこに至るプロセスはひとりずつ違う。なので管理しない。

当社ではスタッフにあまり細かい指示をしていません。
ある程度自由に動いてもらえる環境を整備し、
大まかな指示を与え、取り組み方は各自に任せています。

共有のスケジュールやプロジェクト管理は行っていますが、
日々の作業日報のようなものは書かせていません。

大規模に行った調査によると、
権威ある人たちが職場を歩き回り、
従業員に質問を発したり、
感想を述べたりするほど、
肝心な仕事の創造性は低下する一方だ。

なぜなら、創造的な仕事とは本来、
挫折や失敗の連続なのに、部下たちは
上司の前ではそれができない。
すなわち、失敗する心配がなく、
創造性が低い仕事ばかりをするようになるからだ。

ー「残酷すぎる成功法則」エリック・パーカー著

経営者として、スタッフにあまり細かく口だしするのは戒めています。
上記の引用にあるように、それはきっと彼らの創造性をスポイルし、
楽しく仕事ができない環境を創り出してしまうから。

#もちろん、助言を求められれば私の知識や経験の範囲で話しますし、
#楽しく仕事をするためになんらかの設備が必要であれば購入します。

経営者である私自身が面倒くさがりというのもあるかもしれません。
自分の仕事が忙しすぎて、スタッフの箸の上げ下ろしを管理することなどできないし、
そういう行為は好きではありません。人にそうするのも、自分がそうされるのも、です。

プレイングマネージャーのままではいけないとは思うのですが、
しばらくはこの状態が続くでしょう。

会社としては期限内に結果をきちんと出せればそれでいいわけで、
そこに至る過程(プロセス)はひとりひとり違っていてもいいと思います。

もちろん標準的なプロセスは定義しますが、それを金科玉条とはせず、
個人の特性によって大幅な改変を認めています。

自分が会社をつくり人を雇うときに考えたのは、
「自分自身が就職したい、長く働きたいと思える会社をつくろう」ということでした。
各人が最も働きやすく、最も楽しいと思える方法を選んで欲しいです。

関連記事

  1. 歯車

    経営学はフリーズドライ製品。お湯で戻すテクニックが問われる

  2. 「上から目線」を忘れずに(メタPDCA)

  3. 平成29年度税制改正に関する中小企業向けパンフレット

  4. 月刊誌「NEWSふくおか」での連載「今日からできる仕事術」が5年目に

  5. 情報の見せ方(2) 「グラフのどこを見て欲しい?」

  6. 全ての指標が平均値の会社は存在しない

最近の記事 おすすめ記事
  1. ディスコミュニケーション
  2. 幽霊、おばけ、モノクロ
  3. 出張、旅行
  4. 2019.06.21

    結論ありきで

読書記録(ブクログ)