誰かを注意するときの主語は「あなた」ではなく「わたし」を使う。

あなた、つまり相手を主語にすると、相手を責めることになる。
あなたが悪い、あなたが不真面目だ、あなたがミスをした、あなたはむかつく・・・・

相手にも言い分があるだろう。しかし、あなたを主語にした注意は、わたしの価値観から「あなた」を断罪する。いつだって自分が絶対に正しい訳ではない。ほんとうに、悪いのは「あなた(相手)」だろうか?自分にも原因の一端がないと言い切れるか?

言い方が悪ければ、相手はへそを曲げてしまう。「わたし」は言いたいことが言えて満足かもしれない。しかし、目的は「わたし」の満足ではなく、業務を遂行することのはずだ。

「相手が何を考えているのかはわからない」という前提に立つ

主語は「わたし」にしよう。
わたしはその行為を悪いと思っている。わたしはその行為を不真面目だと思う。わたしはその行為をミスだと思っている。わたしはあなたの行為を残念に思う。

「あなた」がどうかではなく、私はこう思っている、に言い換える。

あなた(相手)が何を思っているか、どう感じているかについてはわからない。
ただ、私がこう思っているのは事実。
まずはそれを伝えよう。そのうえで、相手の言い分を聞く。

わたしの意見は、普遍的なものでも何でもない。
単なる一つの「意見」に過ぎない。
あなた(相手)も同じ意見を持っているかどうかは、聞いてみなければわからないのだ。