自転車置き場効果、パーキンソンの凡俗法則とも呼ばれる。

組織は些細な論点に最も時間をかけて、重大な論点にはそれほど時間をかけないということを揶揄するときに使うようだ。

たとえば担当者しかわからないような非常に専門的な話を会議で関係者にするとしよう。
専門的な話は、参加者のほとんどがわからない。それはとても重大な論点なのだが、わからないが故に「専門家が言うならそうなんだろう」と安易にOKを出してしまう。

いっぽう自転車置き場のデザインを決めるというような、会社経営からすれば非常に些細な論点について会議で話す。
この論点には誰もが意見を出すことができるために、やたら時間をかけて議論してしまう。もちろん、自転車置き場は「些細な論点」の比喩である。

デザインだけでない。コストの話や人生訓、人材育成や簡単なITの話など、些細だけれども皆が意見を出しやすい論点はたくさんある。
自転車置き場効果を思い出し、「これは皆でここまで議論すべき話題か。他に時間をかけるべき重要な論点はないのか」を意識しなければ、充実した気分ではあるけれど実りのない会議を繰り返すことになるだろう。

関係者の誰もが自分のアイデアを加えることによって自分の存在を誇示したがるのである。
-ウィキペディア「パーキンソンの凡俗法則」より

自転車置き場にあなたのアイデアが加わったところで、業績の向上にはつながらないでしょう?