ビジネス、歯車、モデル

日常生活をおくっていれば誰でも
「すべてが繋がっているな〜」と
得心する瞬間があると思う。

ことわざで言うところの
「風が吹けば桶屋が儲かる」という奴である。
仕事で降りかかる諸問題を解決する際にも、
ものごとの「つながり」を考える手段は有効だ。

今回はつながりを考えるための道具である
システム思考の「ループ図」について簡単に説明する。

ものごとそのものと、その「つながりかた」

「売上アップ」「顧客満足度の向上」
「従業員の離職防止」「残業時間の削減」など、
仕事をしているといろいろな課題が降りかかってくる。

これらの課題はそれぞれが単体で
存在しているわけではない。
企業というのは、いや仕事というのは「生き物」のようなところがあり、
どこかを変えればその影響が思ってもみなかった場所に現れることもある。
何を変えたら何に影響があるか、
その「つながりかた」を見極めて対処しないと
思ってもみなかったところでトラブルに見舞われる。

今日の解決策は明日の問題をつくりだす

「つながりかた」を理解せずに何かを行えば、副作用が発生する。
「今日の解決策は明日の問題をつくりだす」という言葉がある。
良かれと思って行った解決策が、別の、より深刻な
問題を生み出してしまうという意味だ。
(かつての公害問題や、社会福祉などを思い出して欲しい)

問題を解決しようとドミノを倒したら、
めぐりめぐって自分の後ろのドミノに押しつぶされるようなイメージだ。

システム思考で「つながり」を見える化する

物事のつながりを「見える化」するための手法として、
「システム思考」という分野における道具の一つである「ループ図」を紹介する。
やることは単純で、項目を矢印で繋げて、全体像を見通す一枚の「絵」を作るのだ。

(次回に続く)