良いことをしたのだから(モラル正当化効果)

良い行動を取ったあとは、悪い行動を取る確率が高まる。これを「モラル正当化効果」と言う。

昼飯を抜いたから、夜は豪勢な食事にしよう、さっき募金したから、ゴミくらい捨ててもいだろう・・・実際には行動が時間的・空間的に離れているので自覚しにくいが、なにがしかの良い行動を取ると「さっき言い事をしたのだから、すこしくらい悪いことをしてもいいだろう」と、自分の行動を正当化してしまうのだ。
まるで貸し借りがあり、さっき貸したのだから借りてもいいだろうといったように。

本来、以前の「良い行動」と、今から行おうとする「悪い行動」は直接関係がないのにも係わらず、モラル正当化効果により間違った判断をしてしまう可能性がある。

モラル正当化効果が存在することを知っていれば、過去の選択に影響を受けることなく、その時々で最適により近い選択が可能になるだろう。

関連記事

  1. 「心の財布」では、お金に色が付く

  2. 数字、数学、パズル

    母集団は何個?「少数の法則」

  3. ズームイン、ズームアウト

  4. YESでもNOでも、その理由を説明する

  5. 無理に天国を作ろうとすると、たいてい地獄ができあがる

  6. 間違った道、方向

    「彼はずっと人格者だった、そして、これからも?」一貫性バイアス

最近の記事 おすすめ記事

読書記録(ブクログ)