知識には代償が伴う

疑問を解決する、壊す

「知る権利」と言われるが、
なんでも知ることが正しいとは言えない。

知識には代償が伴い、
すべての人がそれを進んで支払うとは限らない。

学ぶことには、
考え方の不快な変化が伴うことがあり、
勇気や忍耐が求められる。

ー「物理学は世界をどこまで解明できるか」より

知らない方がいいことだってある。
知ってしまったことで、
これまでの自分の価値観・信念に
大幅な変革が迫られることもある。

それは正直、しんどい行為だ。
代償を支払えず、新たな知識を
受けいられない人の方が多いのではないか。

こんなことならば、知らない方が良かった……
そんなことだってあるだろう。

私は経営コンサルタント(中小企業診断士)で、
知識とその応用を飯の種にしている。
「知らない」ことで、クライアントに
不利益があってはいけないし、
「知った」のにも関わらず、
自分の価値観に合わないからといって
それを無視することはできない。

知識に伴う「代償」を、いつでも進んで
支払えるような姿勢でいたいものだ。

関連記事

  1. 10コロナまで

  2. 解決できないこと

  3. 何か一つ、新しいことを。

  4. 無理にでも外へ

  5. 3年前に御礼をしなかったから?

  6. 知らないということを知っているか

最近の記事

  1. 2024.03.28

    勉強グセ

読書記録(ブクログ)