先日、家庭内の会話が新型コロナウィルスに関するものばかりであることに気づいた。
これはよろしくない。
とはいえ、ネットも世間も、ニュースと言えばそればかりなので仕方がない面もある。
そして、どれも良いニュースとは言えない。現在あるいは近い将来の不安を煽るものばかりだ。
#メディアとしては、その方が売れるのだろう。SNSだって、その方が注目が集まるのだろう。
そこで妻と話し、新型コロナの話題は1日10回までとすることにした。
1回1コロナ。10コロナを越えるとペナルティ。
暗い話題は気が塞ぐ。それが現実なのだから、ある程度状況を把握するために情報を入手する必要はあるけれど、
必要以上の情報を自分にインプットし、やや飽和しているように感じる。
恒常的に少しだけイライラしているというか。
経営もそうだが、状況を把握し正しく恐れなければ、間違った意思決定を行ってしまう。
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このルールを作った日の夜には結局10コロナを越えてしまった。
簡単にはいかないようだ。
しかし、ほんの数か月前まで、私は新型コロナウィルス以外のどんな話をしていたのだろう?
世のなかが一つの話題で塗りつぶされてしまうなんて、予想だにしなかった。
75年前の戦争中も、こんな感じだったのだろうか?