気候変動にリネーム

地球温暖化って言わなくなった。
いつの間にか「気候変動」に置き換わった。
温暖化ならプラスだけしか意味しないが、
気候変動ならプラスにもマイナスにも取れる。

温暖化している派もいいやしていない派もそれぞれ理屈は通っているように思う。
いずれにせよ、人間が地球環境全体をそんな簡単にコントロールできるのかは大きく疑問だ。
先進国が今更どのツラ下げて新興国に「高コストな再生エネルギーを使え」なんて言えるというのか。
道徳に訴えるよりも、省エネ技術を開発して無償で提供した方がまだ目的に近づけると思う。

仮に代替技術が開発されないとして、
本気で気候変動を食い止めようと思ったら、
今の快適な生活を捨てて貧しくなる覚悟が必要だと思うが、
それでも皆、「地球のために」「子供たちの未来のために」そうするのだろうか?

私は、数十年後の「可能性」のためにネットや冷暖房のない生活を甘受せよなんて言われるのはまっぴらゴメンなのだが。

関連記事

  1. 人生の二つの終わり

  2. 必要なものを躊躇なく買うために

  3. ついてない人間、ついてない場所

  4. 騒音に我慢できない

    幸福の数を数える。

  5. 2倍あれば安心

  6. 自分はどうなのか

最近の記事

  1. 2024.10.03

    諸行無常
  2. 2024.10.02

    メメントモリ
  3. 2024.10.01

    百日紅

読書記録(ブクログ)