進化は偶然に

進化は偶然おきて、たまたま適応できた個体が、たまたま栄える。
それ以外は?個体は死ぬ。種は滅ぶ。

中小企業に進化せよと迫るのは酷な気がする。
偶然に身を委ねろと言っているに等しいし、生き残るのはごくわずかであり、あとは死ぬのだ。そんな賭けをしろと?

有名な言葉をもじるのであれば、生き残るのは変化に適応した者ではない。
色々試して、たまたまうまく当たった者だ。

解決策は「進化」を唱えてドラスティックな改革をすることではなく、
とにかく手数を増やし、間違っていればすぐに修正し、うまくいきそうなら一気にやること。

偶然を味方につけた者が勝つ。
すぐに対応しよう!と、変化の兆候を探しているのでは、遅すぎるのだ。

関連記事

  1. 恐怖のなかに生きていては

  2. 自分一人のせいではない、すべてではない、ずっとではない

  3. 智慧なくして

  4. 矛盾を飲み込んで

  5. 未来に向けての努力で、過去の選択を正当化する

  6. 中小企業にはR&Dが足りない

最近の記事

  1. 2025.03.28

    余計なもの
  2. 2025.03.19

    繰り返す
  3. 2025.03.18

    義務の話
  4. 2025.03.14

    「退職」倒産
  5. 講演、セミナー

読書記録(ブクログ)