先日、とあるきっかけで、同業者が作成したプレゼン資料を見る機会があった。
文字が箇条書きにされているだけの、非常にシンプルなものだった。
たぶん、私なら作らないような類いのものだ。
この資料で説明を受けた受講者は、満足したのだろうか・・と、心配になった。
ところが、そのプレゼンを受講した方の評判は良かった。
主催者に話しを聞くと、そのプレゼンからかなりの仕事の依頼に繋がったようだ。
どちらかというと凝り性な私は、プレゼン資料の作成に毎回多くの時間をかける。
成果は、価値を時間で割ったものだと言える。
短い時間で、大きな価値が得られれば、成果は高い。
逆に、長く時間をかけても得られる価値が少なければ、成果は低いのだろう。
シンプルな資料で多くの人を惹きつける同業者の方が、
私よりもずっと、「成果」の高い仕事をできているのかもしれない。