「デザインの敗北」というか、かっこいいけれど上手く機能しないデザインというのはある。
よく話題に上るのは、セブンイレブンのコーヒーメーカーだろう。
最近だとローソンのPBデザイン。いずれも著名なデザイナーが手掛けたもので、たしかにかっこいいのだが、「区別する」という役割を果たせていなかった。
【デザイナー完全敗北】セブンカフェのコーヒーメーカーが残念と話題 – NAVER まとめ
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ネットで物議のローソンPBデザイン nendo佐藤氏に真意を聞いた:日経クロストレンド
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ひるがえって自分の仕事。
プレゼンテーション資料を作る際、「わかりやすさ」を考えてデザインを決める。
1時間程度で伝えられることなどごくわずかだ。枝葉末節の説明は大胆にカットし、
多様な動機を持つ参加者の最大公約数を満たすようなものを提供しようと心掛けている。
とはいえ、凝り過ぎてしまうこともしばしばだ。
美しさ、見た目の良さを追求した結果、わかりにくくなるという本末転倒も発生しているかもしれない。
上述のデザイナーを笑えないな、と思う。