2019年のIT導入補助金、4月1日に新たな情報が明らかになりました。
この補助金は他のものと若干スキームが異なり、
IT導入支援事業者が中小企業の申請を代行するという形になります。
IT導入支援事業者登録
4月15日より「IT導入支援事業者」の登録申請が始まります。
昨年度登録した事業者も更新の手続が必要になるようです。
この補助金を使って自社のソフトやサービスを販売したい
企業はすぐに登録しましょう。
ちなみに、IT導入支援事業者として登録した企業は、
IT導入補助金を自ら利用することはできなくなります。
ITツール登録
IT導入支援事業者は、自社の製品ラインナップを
「ITツール」として登録します。これは4月19日より
登録可能となるようです。
ITツールに登録していないソフト・サービスは、
IT導入補助金の対象になりませんので、必ず登録してください。
中小企業からしたら、欲しいソフトがあったとしても、
ITツールとしてそのソフトを登録している事業者から
しか補助金を使った購入はできないということです。
中小企業の申請
中小企業の申請受付は5月27日を予定しています。
IT補助金を利用したい中小企業は、5月27日から手続が可能になります。
4月15日に始まるのはあくまで業者側の手続きであり、中小企業にはあまり関係がありません。
#せいぜい、IT導入支援事業者に自社が導入したITツールの事前登録を促すくらいでしょうか。
二次募集と今後の予想
二次募集も7月中旬に行われるようです。
昨年と比較して予算は削減され、かつ一社あたりの補助上限額が
大幅に増えたことから、競争が激しく(採択率が低く)なることが予想されます。
少なくとも昨年のように「申請すれば必ず受かる」補助金ではなくなるだろうと思います。
当社でも申請の支援を受け付けております。
公募が始まるまでは詳しいお話はできませんが、
昨年の情報をベースにした助言は可能ですので、お問い合わせ下さい。