資料:デフレ完全脱却のための総合経済対策~日本経済の新たなステージに向けて~

内閣府のHPに、「デフレ完全脱却のための総合経済対策~日本経済の新たなステージに向けて~」と題された資料が公開されている。

経済対策等 : 経済財政政策 – 内閣府
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/keizaitaisaku.html

今がデフレだと言われて、無条件にうなづく人はあまり居ないのではないだろうか。
物価は上がり続けているし、この資料にも「足元の物価高への対策」といった内容が見られる。
政府の認識はすぐには変わらないということだろうか。デフレと関した資料に「物価高対策」という単語があるのは不思議だ。
デフレから「完全に」脱却するというのがどのような状態を指すのかは不明だが、まだそうではないという認識なのだろう。

職業柄気になるのは中小企業対策なので、そこを見てみる。

まずは概要資料。
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2023/20231102_taisaku_gaiyo.pdf

(2)人手不足対応、生産性向上を通じた賃上げ継続の支援
・ 中小企業の省力化投資支援、中堅・中小企業の大規模投資支援、生産性向上支援(インボイス対応支援等含む)

とある。先月くらいから話題にのぼり出した「省力化補助金」のことだろうか。大規模投資支援が何を意味するのかはわからない。生産性向上支援は、ものづくり補助金、IT導入補助金や持続化補助金のことだと思われる。

また、本文には以下の記述が見られる。
https://www5.cao.go.jp/keizai1/keizaitaisaku/2023/20231102_taisaku.pdf

・ 簡易で即効性がある省人化・省力化支援に向けた中小企業事業再構築促進事業の再編

事業再構築補助金が再編されて、省力化補助金になるということだろうか。この辺りは追加の情報が出ないとわからない。

・中堅・中小企業の持続的賃上げに向けた省人化等の大規模成長投資の促進

「大規模投資支援」「大規模成長投資の促進」というのがキーワードとして見られる。補助金なのか税制優遇なのかはまだわからないが、何らかの新しい施策が登場するのかもしれない。

・ 中小企業等の生産プロセス効率化・高度化等を支援する「中小企業生産性革命推進事業」

これはもの補助、IT、持続化のことを指す。この辺りは継続されると考えていいのだろう。

毎年のことだが、変化に対応してクライアントに新しい中小企業施策を案内できるよう、情報収集を怠らないようにしなければならない。
それと、鮮度の古い、間違った情報を伝えないように注意せねば。

関連記事

  1. よくわかる持続化補助金(4)〜枠を2倍の100万円にする方法(1)

  2. 固定資産税3年間ゼロの対象に建物・構築物が追加・期限も延長

  3. デジタルで伝える

    IT補助金 一次採択者発表。比率分析(九州のみ)

  4. 2019もの補助二次募集(H30補正予算)解説〜(3)対象となる企業…

  5. 平成30年7月豪雨に関する中小企業支援(補助金)

  6. 小規模補助金 採択結果発表!関与先の採択率は88.8%でした。

最近の記事

  1. 2024.05.14

    写真修行

読書記録(ブクログ)