「計画は変わる」という前提で計画する

「敵に遭遇すれば計画は必ず変わるものだ」

という、戦争の格言があるそうだ。

いくら事前に計画を立てても、敵がその通りに動いてくれるとは限らない。
もちろん、敵の動きも複数のパターンも検討するだろう。しかし、網羅はできない。
予想外の動きをする事はありうる。

軍隊の司令官は、上記の格言を意識して、現場での柔軟な対応を行うのだろう。

柔軟な計画を

さて、ビジネスの話をしよう。

戦略、戦術、ターゲット・・・とかくビジネスには戦争絡みの用語が多い。
集団で目標を達成するという点において、類似点が見られるからだろう。

大きな違いもいくつかある。
たとえばターゲットは戦争では敵国の軍だろう。
ビジネスでは、ターゲットは競合他社でなく顧客となる。
戦争は基本2国間で行われるが、ビジネスは敵と顧客の3角関係だ。
また、戦闘から逃げれば軍法会議だが、会社を辞めるのは自由だ。

この「ズレ」が企業経営に関する誤解を生むことがあるのだが、
それはまた別の話。

上記の格言は、ビジネスにも通じる。
競合が取ってくる手段に応じて、こちらの計画も柔軟に変える必要がある。

計画を変更するのは面倒だ。
一部を変更すれば、他の場所にも影響が及ぶ。
できれば変えたくないのが心情だと思う。

ポイントは、「事前に変更を想定した計画を作っておくこと」だろう。
まるでブロックのように、自由に差し替えのできるものを想像して欲しい。
詳細はいずれ別の記事で書こうと思う。

いずれにせよ、計画は変更されなければならない。
ケインズが言ったように、「状況(情報)が変われば、結論は変わる」はずだからだ。
そうでないとしたら、きっとだれかがどこかで手を抜いているのだろう。

関連記事

  1. 答えはクライアントも知っている。では、何がわからないのか?

  2. ワーカホリックな生き方をしようと思えば

  3. 予測できるか、コントロール可能か

  4. 雑草、たくましい

    雑草は強くない(ポジショニング戦略)

  5. 情報は小出しに

  6. 経済図書館「ビズコリ」のチラシ裏面「会員の声」に掲載されました。

最近の記事 おすすめ記事
  1. 講演、セミナー
  2. 休暇
  3. 2019.07.15

    まずは寝よう

読書記録(ブクログ)