友人(中小企業診断士)の仲介で、中小企業診断士の方と食事をした。
東京を中心に活動されている先生で、前から名前だけは知っていた方だが、リアルで会うのは今回が初めてだ。
数年前まで従業員数十人のコンサルティング会社を経営していたやり手の方で、
いまは事業を役員に譲渡し、一人でコンサルタントをやっているそうだ。
独立当初は、彼の書籍や彼の会社が販売していた商材にかなりお世話になった。
急激な成長に伴い発生した問題や、雇用、資金繰り、集客や広告宣伝など、
ためになる話をたくさん聞かせていただいた。
同業者で組織を作りうまく回していた人の話はとても参考になる。
近い未来に私が遭遇するであろう事態のシミュレーションとして有効だからだ。
#中小企業診断士は個人でやられている方がほとんどであり、
#彼らの豊富な知識ももちろん参考にはなるものの、それはあくまで個人の技芸であり、
#組織づくりや事業拡大の参考にはならない。当たり前だが。
自社の急激な発展は望んでいない。しかし、望まない事態が発生することだってあり得る。未来は誰にもわからない。
先人の経験は貴重だ。同じ過ちを回避できるとすれば、その助言の価値は計り知れない。