梯子を外されてはかなわんなあ

自動車業界関連企業の補助金申請支援をすることも多くある。
そのため、EV車の動向などに関するニュースはどうしても目に入ってしまう。
(自分が燃費悪いガソリンエンジン大排気量車が好きと言うのもある)

EUが35年以降もエンジン車販売容認、方針を転換 合成燃料利用で – 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOGR252US0V20C23A3000000/

10年ちょっと後には全ての車種がEVになるという話だったが、どうも現実的には無理なようで、EUも軌道修正を始めたようだ。
こういう話を見ると、いつもこの記事を思い出す。

何が環境に良いかは左翼内の闘争で決るので予測不可能 | アゴラ 言論プラットフォーム
https://agora-web.jp/archives/2052139.html

このため、何が環境に優しいか、その未来を保証された技術などおそらく何処にも一つもない。
どれもこれも、10年も経たないうちに風向きが変わることを覚悟しなければならない。

当社は環境問題について関心がないわけではないが、この課題に対しては一定の距離を持った付き合いをしようと思っている。
全力投球した数年後に梯子を外されては、資本力に乏しい中小企業である当社は経営が持たないからだ。

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