クライアントと話していると、いろいろな発見がある。
業界の裏話だったり、教科書にはそう書いてあるが実務では異なるといった話だったり。
どこか他の場所で聞いた知識が、他のクライアントと話す時に役に立つこともある。
#もちろん企業秘密に関連する情報は人に話さないし、ネタ元は絶対に明かさないけれど。
「先生」と呼ばれ慣れてしまうと忘れてしまいがちだが、
こちらが一方的に知識を伝えているわけでは決してない。
むしろこちらが学ばせてもらっている。そこで得た知見は、自分を経営コンサルタントとして成長させてくれる。
報酬をいただいているので、得た知識を遙かに上回る知識を向こうに提供しなければならない。
それが出来なければもう仕事はこない。
よく「形のないものを売っている」ことに関して質問されることがある。
確かに大変だと思う。情報だけ取られて、仕事の依頼がこないこともある。
かといって、知識の提供を出し惜しんでいたら、そもそも仕事の依頼自体が来ないだろう。
このブログも含めて、自分が得た知識は積極的に公開していきたい。
それが自分に学びを与えてくれた、たくさんのクライアントへの恩返しだと思う。