職人からの脱却

職人から、経営者へ。
ここ数年の私の人生におけるテーマのひとつであるのだが、どうにもうまくいかない。

意識していないと、つい現場の、職人的な仕事に首を突っ込んでしまう。
手を動かしているのが好きなのだろう。一度手を出してしまうと、休みも無視して取り組んでしまう。

充実感はある。自分が個人事業主だったら、それでもいいだろう。
しかし私は今は10名以上の社員を抱える会社経営者なので、目の前の仕事にただひたすら取り組んでいればそれでいい、というわけでは全然ない。
充実感に隠れて、私が取りこぼしているものが数多あるに違いない。それは未来の仕事であったり、近い将来に爆発するかもしれない大きなトラブルの種であったり。

起業の神様とも呼ばれるマイケル・E・ガーバーは、経営者には「職人」「管理者」「起業家」の3つの人格が必要だと言った。
どうも私は「職人」に偏りすぎているように思う。あと二つの人格を優位にすべく、全体のバランスを調整していくのが課題だ。

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