セミナー資料、事業計画,補助金の申請書・・・いつも何かを作っている。
ワードやパワーポイントを開き、いきなり作り始めることはほとんどない。
まずは「構造化」からだ。
構造化にはマインドマップとホワイトボード
マインドマップ
構造化にはマインドマップを使う。ソフトは基本「Mindjet Mindmanager」という有料(数万円)のものを使っている。
マインドマップは手書き派も多いと聞く、また、無料ないし安価なクラウドサービスも存在する。
いろいろ試した結果、金を払うだけの機能がある、そして、プロは道具にはこだわるべきであり、短期の出費を惜しむのは長期のより大きな利益を逃すという思考から(多分に趣味もあり)、アップグレードを続けている。
まずは思いつくままに項目を書き殴り、階層構造で整理する。
抜けているところがないか、おかしな構造はないかをチェックする。
デジタルでやるので、気楽に編集できるのがいい。
紙に書いたら、「書き直すのが面倒」「ツリー構造を再構築するのが面倒」などの気持ちが、最適な構造化を妨げるだろう。
ホワイトボード
デジタルが紙と比較して不利な点は、図やイラストをフリーハンドで書けないことだ。
最近はペン入力に対応したノートPCやタブレットもあるが、現時点ではまだまだ使い勝手が良くない。
概念図などを書きたい場合は、事務所デスクの横に置かれたホワイトボードを利用している。
何でもデジタルでやろうとし、実際にいろいろなガジェットを日々試しているのだけど、付せんとホワイトボードだけは手放せない。
私は別にデジタル原理主義者ではない。完全代替できないのであれば、旧かろうがなんだろうがそれを使うだけだ。
然る後に作り始める
マインドマップとホワイトボードで頭の整理ができたら、そこから初めてワードを立ち上げ、文章を作成し始める。
遠回りなようで、これが一番早い方法だと思う。