ネットとリアルの効率性

最近出張続きです。

依頼があれば地域問わず出向く方針で事業をやっておりますので、
行き先も様々でして、九州各地はもとより、中部地方や関東まで。

そこにニーズがあるのなら

もう40代中盤のカラダにはいくぶんガタも来ております。
仕事を絞る、地域を限定するといったやりかたもできなくはないのでしょう。

しかし、当社の知識や経験・技術が日本全国から求められている、というのは嬉しいもので、ついつい脚を運んでしまいます。

中小企業診断士は経営コンサルタントの国家資格です。わずかではあるけれど、公的な存在でもあると(勝手に)思っています。
報酬額や地理的条件など、損得勘定を優先して依頼を受けるかどうか判断する、というのは自分の矜持としてあまりしたくありません。

もちろん受注量に限界はあります。それを拡大するためにスタッフを増員しているわけです。

移動時間は無駄か?

移動時間はノートPCを開いて仕事をしていればいい。
座れなくてもスマホは触れるし、本も読める。
歩いている時だって、ヘッドフォンをつけてオーディオブックを聞いています。

かつてのように「移動時間は無駄、非効率」と単純には言えなくなってきました。
移動中だって何でもできる時代です。
#読書は昔からできてましたけど

どちらが効率的なのだろう

先週の中頃からずっと、遠方の客先を回っています。
遠くから足を運んだ、というだけで喜んでもらえますし、現場を自分の眼で見ることの重要性は言うまでもありません。ウェブカメラで現地を見ることはできても、場がまとう「空気」を見ることはできません。

クライアントである企業の社長からも「やはり電話やネットだけのやりとりではなく、こうやって会って話した方がわかりあえる」と言われました。
私もそう思います。
IT企業出身で、最新技術に目がない私ですが、テレビ電話やメール・チャットだけのやりとりには未だに違和感があります。

移動時間は無駄だと人は言います。
ネットを使えば効率的だと。

しかし、最初からネットだけを使い、相互に誤解しつつコミュニケーションを続けるのと、時間をかけても直接現地に赴き、信頼関係を作り、その後ネット「も」活用してコミュニケーションするのと、作業全体で見れば果たしてどちらが効率的なのでしょう?
近い将来技術がそれを解決するかもしれません。ただ、現状の技術レベルでは、私は後者だと思っています。

ネットだけで誤解のないコミュニケーションができる、と豪語する人は、一度Twitterか何かで見知らぬ人と議論をしてみると自分の甘さに気付けると思います。

関連記事

  1. 故きを温ねて

  2. 自己ハンディキャッピングを克服する〜行動的自己非難を行う

  3. 情報の「鮮度」と「信頼性」

  4. 深刻な事態でも冗談が言えるように

  5. 思考法その1〜自分に甘く、他人に厳しく(基本的帰属錯誤)

  6. 詭弁その1〜多数論証、同情論証

最近の記事

カテゴリー

読書記録(ブクログ)