金銭には人間を人格的な服従から解放する機能がある

社会学者のG・ジンメルはこう言ったそうだ。

金銭には人間を人格的な服従から解放する機能がある。

お金で解決すると言えばイメージは悪い。
しかし、お金で解決しなければ、何で解決するのか?
心理的な貸し借りが、お金の代わりになるだけだ。
返報性の原理、で調べて見ると良い。

人格的な服従を強いられるくらいなら、お金で解決した方がよほどすっきりする。

お金を払えばそれは労働に対する対価だ。
しかし、お金を払わずに何かをしてもらうのであれば、
その強弱はともかく、なにがしかの人格的な服従を強いられることを覚悟した方がいい。

関連記事

  1. ものの見方を考える①(視点・視野・視座)

  2. ドミノ

    同意反復(トートロジー)に注意

  3. マルクスの亡霊

  4. 間違ったウィン=ウィン(1)

  5. 今がずっと続くだろう?(プロジェクションバイアス)

  6. 「大幅値下げ」の行動経済学的意味付け(アンカリング効果)

最近の記事

  1. 2024.04.26

    世間の評価
  2. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても
  3. 2024.04.15

    メンテナンス

読書記録(ブクログ)