目標は17個あります、優先順位はありません

もしビジネスパートナーの誰かが「目標は17個あります、優先順位はつけられません、どれも大切だから」
と発言したら、冷静沈着な私でも声を荒げずにはいられない。

17個の目標を同時に達成できるはずがない。漏れるものが出るだろうし、相反する目標だって出てくる。
「できる目標を各自が選択すればいい」というかもしれない。そうだとしたら、達成しやすい目標ばかりに集中するだけだろう。

目標は絞り、優先順位をつけて、少しずつ。
社会人なら当たり前の考え方じゃないかと思うのだけれど、とても頭の良い方ですら目標を17個設定したりしているので、何だかモヤモヤしてしまう。
高い理想を掲げただけで自然に問題が解決するというのだろうか、お花畑もいいところだ。

関連記事

  1. 橋のデザインではなく、河の渡り方を考えろ

  2. 壊れていないのなら直すな

  3. 情報源の確かさは忘れられてしまう〜スリーパー効果

  4. 悪魔も聖書を引くことができる

  5. 3種類のエラー(スリップ、ミステイク、ラプス)

  6. 責任を取らないためには

最近の記事

  1. 2023.03.31

    科学VS風評
  2. 2023.03.28

    2015年末の決定

カテゴリー

読書記録(ブクログ)