昔の自分はダメだった?(変化バイアス)

間違った道、方向

過去の自分を実際よりも劣っていたと捉える傾向を「変化バイアス」という。

なぜこのようなバイアスが発生するのか。それは、過去の自分が今の自分よりも劣っていると考えれば、現在の自分を正当化できるからだ。

昔はワルだった(けど、今はまっとうな生き方をしている)。
昔はダメな人間だった(けど、今は立派な人物だ)。

といった発言は、実際にそうだったのかもしれないが、変化バイアスによりその落差は強調されているだろう。話半分くらいで聞いておいた方がいいと思う。

変化バイアスの影響を排除する方法

変化バイアスは自分をも騙す。過去の自分は劣っていたと考えることで、今の自分を正当化する。いまの自分の方向性が間違っていないと自分で自分を納得させてしまう。

騙されない方法は日記をつけることだ。
日記を見返すことで、自分が、自分が思っているほど成長していないこと、過去とは考えが変わっていることがわかる。

思ったより成長していない自分に落胆するなど、過去の自分と現在とを正しく比較する行為には辛い面もある。
しかし、将来に向けた「正解」に近い行動をとるためには、過去を貶めて自分を正当化することよりも、冷静に過去の自分を見つめることが必要だろう。

関連記事

  1. 時間、歯車

    時間軸をずらして考えてみる

  2. 自己ハンディキャッピングを克服する〜行動的自己非難を行う

  3. 待ち合わせに遅れても

  4. 「リスクゼロ」なら、それは効果がないということ

  5. 数字、数学、パズル

    暗数。「見える化」で、未だ見えない部分を意識する

  6. あの人はなぜあんな行動を取るのか?立方体モデルで考える

最近の記事

  1. 2019.08.15

    10年前の今日
  2. パズルを組み合わせる

読書記録(ブクログ)