仕事か遊びかは周りが決めてくれる

ワークライフバランスという言葉が
どうもしっくりこない。

生きることの達人は、
仕事と遊び、労働と余暇、
心と身体、教育と娯楽、
愛と宗教の区別をつけない。

何をやるにしろ、
その道で卓越していることを目指す。

仕事か遊びかは周りが決めてくれる。

当人にとっては、つねに
仕事であり遊びであるのだ。

老子の言葉としてよく紹介されているが、
岩波文庫の「老子」を読んでも、
該当する文章を見つけることはできなかった。

「ストレスフリーの仕事術」p.40の欄外には、
ジェームズミッチェナー(米の小説家)の
言葉として紹介されている。
どこかで出典がおかしくなった(よくあること)
のかもしれない。

区別をしない

この文章のなかにある
「仕事か遊びかは周りが決めてくれる」
という部分が好きだ。

なるべく楽しく仕事をしたい、と思っている。

自分では遊んでいるつもりなのに、
周囲はそれを仕事をしていると認識して、
お金を払ってもらえるくらいに。

もっとも、現実はそうもいかない。
毎日締切に追われながら
仕事をしているのだけれど、
そんな中にも「遊び」「可笑しさ」の
要素は忘れないように意識している。

まじめにやってない、のではない。
「まじめに、楽しく」やろうと、日々努力しているのだ。

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