貧すれば鈍する。富んでもまたしかり

経営者は、手元預金がなくなると冷静な判断ができなくなります。
これには性格とかは関係ない。誰でもそうなります。
お金をどうやって準備するかが全てとなり、あとは全て後回しです。企業理念も、クライアントのことすらも。

逆にお金を持ちすぎてもいけないように思います。
気持ちが大きくなり、高級外車や高級時計、財テクや「異業種交流」、果ては愛人などに精を出し、本業が疎かになってしまう。
企業理念も、クライアントのこともそっちのけです。

理想の利益水準はわかりません。業界や個別の企業によっても異なるのでしょう。
ただお金がないよりはあったほうがいい。ならば、もし一時的に儲かったとしても、気持ちが大きくならないよう、堅実な生活をする、というのが経営者としての正しい在り方なのだろうと考えています。
私自身は我慢できない性格なので、もし手元に大金があったら自制できるかどうか甚だ心許ないところです。
ただ、ひとまず今のところは高級外車を気楽に買えるほどの儲けはありません・・・・・地味に、堅実にやっております。

関連記事

  1. 何か一つ、新しいことを。

  2. 自分の手近の義務を

  3. コーヒーは知的飲みものである

  4. 正義の結果

  5. 低下したのは何?

  6. 自分にとって不愉快なこと

最近の記事

  1. レール、分かれ道
  2. 2024.05.07

    穏やかなるGW
  3. 2024.04.26

    世間の評価
  4. バックアップ、プランB

    2024.04.23

    雨が降っても

読書記録(ブクログ)