アウトではなく、イン

若い頃、節約しようと思い貯金を始めたことがあった。
本当は欲しいものがたくさんあったのだが、将来を考えれば節約するに越したことはないと。

数ヶ月経つと、体調が悪くなった。肉体的にも元気がなくなったし、何よりも精神的に参ってしまった。
節約をやめると(具体的には自転車を買った)、今までの不調が嘘のように元気になった。

この経験から、私は節約できない人間なのだと思うようになった。
生活費のコスト削減ならできるが、欲しいものを我慢することは無理なのだろうと。

できないことを無理にやろうとしても、不幸な人生を送るだけだ。
出費(キャッシュアウト)を抑制できないのなら、収入(キャッシュイン)を増やすしかない。
出費に耐え、かつ可能であれば少しの貯金までできるほどの、収入。

あれからもう20年以上が経ち、いろいろあって自営業になって、会社を経営して
いくつかの幸運が重なって、現時点ではなんとかそれができている。助かった。できなければ破産しているところだった。

異性の友人から「浪費がひどい、お前とは絶対に結婚したくない」と言われていたのを思い出す。
私の視点では「投資」だったのだが、まあ、勝率の低い投資ではあるな。

関連記事

  1. 多忙なビジネスマン

    それを仕事と呼ぶのは単なる慣例に過ぎない

  2. 旦那のように

  3. できることをやろう

  4. ピザ

    個人は分割できる〜分人主義とは

  5. 踊れ。音楽の続く限り

  6. 別れ、さようなら、霊体、天国

    一日の3分の1は仕事をしているのだから

最近の記事

  1. 財布を盗む、スリ
  2. 2024.04.01

    2024年の桜

読書記録(ブクログ)