紺屋の白袴、あるいは医者の不養生

経営のプロ 「コンサル会社」 の倒産が急増 ~ コロナ禍での政策支援と「本物を求めるニーズ」のはざまで ~ | TSRデータインサイト | 東京商工リサーチ
https://www.tsr-net.co.jp/data/detail/1198158_1527.html

なかなか皮肉の聞いたタイトルだ。
コロナ禍の手厚い行政支援により、民間のコンサル会社を頼らずとも良くなったのだろうか。
2020年や2021年は、主にセミナーを生業としていた同業者が苦境だという話をちらほら聞いた。

幸いにして当社は今のところ順調にいっている(というふうに社長である私は解釈している)。
私が小心者なので手元現金は常に多めに確保しており、今日明日で倒産することはない。
だけれど、ちょっとした潮目の変化でこの統計に組み込まれる(つまり、倒産する)可能性だってゼロではない。

会社の規模が大きくなり、取引先も増えてくると、昔の少人数でやってた頃のような軽い気持ちでの意思決定ができなくなってきている。
じっくり考え、極力間違えることのないように、もしくは間違えたとしても被害が許容範囲に収まるようにしていれば、今度は意思決定が遅くなる。

「経営のプロ」が倒産していたら笑い話にもならない。
本当に気をつけよう。

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