ミニマムインターベンションの思想を経営コンサルティングに

業務フロー

クライアントである歯科医の事業計画を作るなかで、「ミニマムインターベンション」という言葉を知った。

Minimum Intervention:すべての人々のQOLの向上のために:MI21.net
日本で言うと「最小限の治療」だろうか。
無駄な治療や過剰な治療を行わず、患者が持っている歯を最大限に活用することらしい。

話を聞いたとき、この「過剰な治療をしない」という概念は、経営コンサルタント(中小企業診断士)としても意識すべきだなと思った。

経営資源が過小で、打ち手も限られる中小企業にアドバイスするのだから、無駄な施策、過剰な施策を提案してはいけない。

過去の経験や、本で見たレベルの思いつきの提案などもってのほかだ。
社長が人生をかけてやっている事業に対して提案するのだから、そこにはしっかりとした「やるべき理由」と、「他の提案よりもこの提案が優れている理由」を説明できなければならない。

大企業から独立した経営コンサルタントは、「それ、うちの規模と人材じゃできないよ」というような提案をしてくることがままある。
以前、ある企業がコンサルタントとの契約を打ち切り、私がその後釜として契約した案件があった。
従業員に話を聞くと「前のコンサルの人は、正論を言っているのはわかるのだが、人が余ってる大企業ならともかく少人数でギリギリ回してるうちの会社ではできないですよ・・」とのことだった。

必要最小限かつ最大の効果をあげる、所与の条件を考慮してもなお実行可能な提案、求められているのはそれだ。

壊れていないのなら直すな

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