長期連載

言葉に力がある

毎年、秋ごろになると、とある調査のレポート作成の依頼が来る。
先日担当者と話していたら、もう10年目だそうだ。

当初依頼を受けたときは、前任者が3年で交代したということを聞いていたので、
私も3年くらいやったら次の人に替わるんだろうなくらいに思っていた。
ところが継続している。担当者が依頼者を変更するのが面倒だったのか、
それとも私の仕事が評価されているのか。後者ならいいが。

ある団体の会報に持っている連載(当初毎月、現在は隔月)も、12年になるようだ。
帝国データバンクの「帝国NEWS」の連載も、気づいたら2年が経過していた。

どれも自分が中小企業診断士という公的資格を持っているからこそ来た依頼だと思っている。
資格取ってて本当によかった。

ーー

10年前(2013年)といえば、私は独立してはいたがまだ個人事業主で、社員も一人もいなかった頃だ。

長くなるとマンネリ化するのは世の常だ。そうならないように、図表の作成に敢えて新しいツールを使ったり、
意図的に文体を替えてみたり、自分の意見とは異なることを書いてみたりしている。

北斗の拳やドラゴンボールや聖闘士星矢のラスト近くのように、
ダラダラとした感じにならないようにしたい。

ーー

老兵はただ去り行くのみ。
いずれ、若くて賢い中小企業診断士が現れて、
私よりももっといい記事を書き、私はお役御免になるのだろう。
引き際を間違えて老醜を晒すのだけは避けなければ。

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