みんな忘れてしまう

10月1日に事務所近くの中洲川端商店街で「川端夜祭」が開催された。
7月には山笠も開催された。放生会も行われた。
10月はオクトーバーフェストもやるし、博多旧市街ライトアップウォークも開催されるようだ。

2年以上、止まっていた時が動き出している。
マスク姿への違和感は拭えないが、いずれ皆しれっと外すことになるのだろう。

色々な間違いがあったと思う。現在進行形で間違い続けている気がする。
人はこうやって簡単に人を差別するのだな、戦争や虐殺も遠い話ではないなと絶望した二年半だった。
せめて自分が影響を及ぼせる範囲だけは、狂気の発出を抑えようと努力してきた。
世界の変化に困惑しながらも、やれるだけのことはやってきたと思いたい。
いや、もしかしたら世界は少しも変化していなくて、前からこうだったのかもしれない。
ただそれを明確にするイベントがこれまでなかったってだけで。

でもみんな、お祭りに浮かれて、忘れてしまうのだろう。
正しかったことも間違いも全てごっちゃにして、水に流してしまうのだろう。
咳やマスク、体温で、居住地で、ワクチン接種の有無で、いとも簡単に他人を排除したことも。
「あの時は仕方がなかった」「状況が変わった」「偉い人がそういってたから」と、自分は悪くないと言い訳しながら、もしくは、それすら思わずに。

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