この数週間、いくつかの同じような電話をいただいた。
内容は、補助金の支援をお願いしていた
認定支援機関が連絡が取れなくなり、
作業が途中で止まって困っている。
フロウシンクさん、今から引き継いでくれないか?というもの。
支援したいのはやまやまだが、自社で受注した
仕事を片付けることが最優先されるし、
現実的には知らないコンサルが書いた事業計画に
関して後の事務処理をやるのは難しい。
達成不可能な目標を掲げてたり、
重要な内容が抜けてたりすれば、
事後にはどうすることもできないからだ。
補助金の支援は長く続く。
申請から事業終了までも1年〜2年ほどかかるし、
その後も年一回の報告を5年間継続する必要がある。
長期間にわたっての支援が必要ならば、
コンサル(認定支援機関)にも「事業の継続性」が求められると思う。
きちんと人を雇い適切な給与を払い教育し、
利益を出して手元資金を分厚くし不測の事態に備える。
いきなり「や〜めた」とは言えない仕事だ。
(本来は。そうじゃないコンサルも、残念ながら居たようだが)
報酬が安いから、締め切り間際でも依頼を
受けてくれるから、採択率が高いから。
それはもちろんどのコンサルに依頼するかを
決める要素の一つではあるけれど、
「この会社はずっと事業を続けてくれるか、
有能なスタッフを揃えて、高品質のサービスを提供しているか」
について、もっと重要視して欲しいなと思っている。